【現役医師必見】あなたの理想の職場を見つける!医師求人の探し方「4つのルート」と活用術

【現役医師必見】あなたの理想の職場を見つける! 医師の求人探し「4つのルート」と活用術 転職エージェント活用術

こんにちは!「医師のキャリア相談所」のbatao(ばたお)です。
これまでの記事で、転職の検討ポイントについてお話してきました。

▶【医師向け】今の職場で働き続けて大丈夫?転職を考える6つのタイミング

さて、いざ「転職しよう!」と決意したときに、誰もが最初に直面するのが「どうやって求人を探せばいいのだろう?」という疑問ではないでしょうか。世の中には様々な求人情報がありますが、医師特有の探し方や、それぞれにメリット・デメリットがあります。

今回は、私が長年、医師専門の転職市場で見てきた経験から、医師の求人探しの主要な「4つのルート」と、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。あなたにとって最適な探し方を見つけ、効率的で納得のいく転職活動を進めていきましょう。


この記事を書いた人
医師のキャリア相談所

元医師専門の紹介会社勤務。7年間で300名以上の先生方とキャリア面談を実施し約50人の転職サポートを実施。国家資格キャリアコンサルタント取得。趣味は料理。MBTI診断は建築家(INTJ)。先生方がいきいき働いて日本の医療がもっともっと良くなるような情報発信をしていきます。

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1. 「知人の紹介」:最も信頼できる情報源!

医師の世界では、昔も今も「人脈」を通じた求人探しが非常に有力な手段の一つです。友人、先輩、大学の教授、他院の同僚など、信頼できる知人からの紹介は、質の高い情報源となり得ます。

メリット

情報の質が高い
職場の雰囲気、人間関係、実際の業務内容、残業の実態など、リアルな内部情報を得やすい。求人票だけでは分からない、生の声が聞ける。

選考が有利に進む可能性
紹介元が信頼されていれば、医療機関側も安心してあなたを受け入れやすい。面接が形式的になることも。

入職後のミスマッチが少ない
事前の情報が多いため、入職後のギャップが少ない傾向にある。

デメリット

情報が限定的
知人が知り得る範囲の求人に限られるため、選択肢が狭い。

「義理」が生じる可能性
紹介してくれた知人や、受け入れ先の医療機関に対して、後々「義理」が生じてしまい、断りにくくなる、退職しにくくなるなどの精神的な負担が生じることがある。

条件交渉がしにくい
知人の顔を立てる形で入職するため、給与や勤務条件の交渉を強く主張しにくい場合がある。

現職への情報漏洩リスク
水面下で転職活動を進めたい場合、知人の口から現職に情報が漏れるリスクがゼロではない。

活用するポイント

信頼できる知人からの情報は非常に貴重です。まずは情報収集の一環として、親しい知人に相談してみるのも良いでしょう。ただし、具体的な応募に進む際は、「義理」のリスクや条件交渉の難しさを事前に理解し、慎重に検討することが大切です。複数の選択肢と比較検討する視点も忘れずに持ちましょう。

2. 「医療機関のホームページからの自己応募」:直接アプローチ

興味のある医療機関が明確な場合、その医療機関の公式ホームページの採用ページや、医療法人全体の採用サイトから直接応募する方法です。

メリット

熱意をアピールしやすい
「この病院で働きたい」という強い意志を直接伝えられる。

選考プロセスが早い場合も
間に入り者がいないため、スムーズに進むことがある。

人材紹介会社の手数料がかからない
医療機関側は紹介手数料を支払う必要がないため、その分給与を多めに設定してくれる医療機関も存在する。ただし給与制度が整った医療機関の場合は、規定に基づくことが多く変わらないことも多い。

デメリット:

求人情報が限定的
その医療機関の採用情報しか得られないため、他院と比較検討しにくい。

公開求人のみが対象
非公開求人や、一般募集していないような特別なポジションにはアクセスできない。

交渉は全て自分で行う
給与、勤務時間、条件交渉、入職日の調整など、全てを自分で行う必要がある。

内情が掴みにくい
職場の雰囲気や人間関係、残業の実態など、求人票に書かれていないリアルな情報が得にくい。

不採用時のフィードバックが少ない
応募書類の書き方や面接内容の改善点など、具体的なフィードバックが得られないことが多い。

活用するポイント

明確に行きたい医療機関が決まっていて、その病院のビジョンや理念に強く共感している場合に有効です。ただし、自己応募だけで転職活動を完結させるのは、情報収集の面や交渉の面で不利になることもあるでしょう。あくまで「気になる病院への直接アプローチ」として捉え、他の探し方と併用するのが賢明です。

3. 「求人サイトからの応募」:手軽だが、情報過多に注意

医師専門の求人サイトに掲載されている求人情報を自分で検索し、応募する方法です。

メリット

手軽に多くの求人情報を閲覧できる
自宅や移動中にスマートフォンなどから、全国の膨大な求人を検索・比較できる。

自分のペースで情報収集できる
誰にも急かされず、じっくりと求人票を吟味できる。

デメリット:

情報過多で選別が難しい
膨大な求人の中から、本当に自分に合ったものを見つけ出すのに時間がかかる。

「情報」と「実態」のギャップ
求人票の情報だけでは、職場の雰囲気や人間関係、残業の実態などは分かりにくい。

交渉は自分で行うケースも
求人サイトによっては、応募後の交渉や日程調整は自分で行う必要がある場合がある。

非公開求人にアクセスできない
一般公開されている求人のみが対象となるため、良い条件の非公開求人を見逃す可能性がある。

活用するポイント

まずは、市場にどんな求人があるのか、おおよその相場感を知るための情報収集として活用しましょう。キーワード検索や条件絞り込み機能を活用し、自分の希望に近い求人をピックアップしてみてください。気になる求人が見つかれば、それが本当に自分に合っているか、後述する「転職エージェント」に相談して裏取りをするなど、複数の手段を組み合わせるのが効果的です。

4. 「転職エージェント(紹介会社)を使う」:プロのサポートで効率的な転職

このブログで最も力を入れて解説している方法であり、私が長年携わってきた領域です。医師専門の人材紹介会社(転職エージェント)に登録し、サポートを受けて転職活動を進める方法です。

メリット

非公開求人にアクセスできる
良い条件の求人ほど非公開で募集されることが多いため、選択肢が大幅に広がる。

多忙な医師に代わって求人を探してくれる
時間のないあなたの代わりに、希望に合う求人を効率的にリストアップしてくれる。

条件交渉を代行してくれる
給与、勤務時間、当直回数など、医療機関との交渉をプロが行ってくれるため、希望条件が通りやすい。

職場の内部情報が豊富
過去に医師を紹介した実績があるため、職場の雰囲気、人間関係、教育体制、離職率など、リアルな情報を提供してくれる。

応募書類の添削・面接対策
履歴書・職務経歴書の書き方や、面接での効果的な自己アピール方法、想定質問への対策など、具体的なアドバイスが受けられる。

退職交渉から入職までをサポート
現職の円満退職のアドバイスから、入職までの細かな手続きまで、一貫してサポートしてくれる。

相談相手として伴走してくれる
転職活動中に生じる不安や疑問に対し、客観的な視点からアドバイスをくれる心強い存在となる。

非公開求人とは、医療機関が特定の条件を持つ医師を効率的に採用したい、あるいは応募が殺到するのを避けたいなどの理由から、公式ホームページやハローワークなどには公開せずに人材紹介会社だけに依頼する求人のことです。

【元エージェントの深掘り解説】
この「非公開求人」、医師の転職市場では当たり前になっていますが、「そもそも、なぜ非公開なのか?」と不思議に思いませんか?
実は、そこには少し特殊な業界の裏側があります。そのカラクリについて、noteで詳しく解説しています。この背景を知っておくと、より戦略的に転職活動を進められるはずです。
▶︎ ここが変だよ医師の転職:非公開求人が多いわけ(note)

デメリット

コンサルタントとの相性
コンサルタントの質や相性によって、サポートの質が大きく変わる。

連絡頻度
積極的なコンサルタントの場合、連絡頻度が多すぎると感じることも。

「転職ありき」の視点
転職を成立させることで報酬を得るため、時に転職を急かされるように感じることもある。

個人情報管理への不安
複数の会社に登録する際など、個人情報の取り扱いに不安を感じる場合も。どこにどんな情報を伝えているか自身でもしっかりと管理が必要

活用するポイント

忙しい医師の先生方にとって、最も効率的かつ成功確率の高い方法と言えます。ただし、「あなたに合ったコンサルタントを見つけること」が非常に重要です。複数の会社に登録し、最初に話してみて「この人なら信頼できる」と思えるコンサルタントをメインに活用しましょう。


まとめ:賢い医師は「複数の探し方」を組み合わせる!

今回は、医師の求人探しの主要な4つのルートについて解説しました。

それぞれのルートにメリット・デメリットがあり、どれか一つだけが「正解」ということはありません。私がおすすめするのは、これらの探し方をあなたの状況や目的に合わせて「組み合わせる」ことです。

  • まずは求人サイトで大まかな市場感を掴み、気になる医療機関があれば自己応募も検討する。
  • その上で、より深い情報や非公開求人、プロのサポートが必要であれば、信頼できる人材紹介会社に登録する。
  • 人脈は、情報収集や内情把握のために活用しつつ、義理のリスクも考慮して慎重に動く。

このように、複数のルートを戦略的に組み合わせることで、あなたの理想とする求人との出会いを最大限に広げ、納得のいく転職を成功させることができるでしょう。

あなたのキャリア形成において、この情報が少しでもお役に立てば幸いです。

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