【専門医取得後のキャリアプラン】5つの働き方を徹底比較!後悔しない選択とは?

【専門医取得後のキャリアプラン】 5つの働き方を徹底比較!後悔しない選択とは? キャリアプランニング

こんにちは!「医師のキャリア相談所」のbatao(ばたお)です。

専門医取得は医師なら殆どの方が通る道です。取得までの道のりは生半可なものではなかったはずです。
専門性を確立された先生方には、無限の可能性が広がっています。

しかし、同時にこんな悩みはありませんか? 「この後、どんなキャリアを歩んでいこうか…」 漠然とした不安を抱えている先生もいらっしゃるかもしれません。

「今まで通り大学病院に残るべきか」 「市中病院への転職も気になる」 「もしかして、臨床以外の道もあるのだろうか」

私はこれまで多くの先生方のキャリア相談に乗ってきました。 特に専門医取得後のキャリアは、皆さん本当に悩まれます。

世の中には転職ありきの情報が多いですよね。 ここでは一度立ち止まってみませんか。 ご自身の「本当はどうしたいか」を深く掘り下げましょう。 多様な選択肢とそのメリット・デメリットを冷静に見ていきます。

この記事を書いた人
医師のキャリア相談所

元医師専門の紹介会社勤務。7年間で300名以上の先生方とキャリア面談を実施し約50人の転職サポートを実施。国家資格キャリアコンサルタント取得。趣味は料理。MBTI診断は建築家(INTJ)。先生方がいきいき働いて日本の医療がもっともっと良くなるような情報発信をしていきます。

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まずは自己分析から!専門医取得後のキャリアプラン設計

「隣の芝生は青い」ということわざがあります。 他人のキャリアが魅力的に見えても、ご自身に合うとは限りません。 焦って行動する前に、じっくりと自己分析をしましょう。 それが後悔しないキャリア選択の第一歩です。

以下の質問を、ご自身に問いかけてみてください。

どんな働き方をしたいか?

QOL(生活の質)を重視したいですか?
それとも研究やスキルアップに時間を惜しみませんか?
当直やオンコールは、どれくらい許容できますか?
診療時間や勤務地の自由度はどの程度欲しいですか?

どんな医師になりたいか?

専門性をさらに深め、エキスパートを目指しますか?
ジェネラリストとして、幅広く対応したいですか?
チーム医療の中心で、マネジメントにも関わりたいですか?
患者さんと深く関わり、地域医療に貢献したいですか?

何を大事にしたいか?

収入はどれくらい欲しいですか?
研究や教育に携わりたいですか?
安定と挑戦、どちらを求めますか?
家族や趣味の時間を確保したいですか?

自分の強みや弱みは何か?

得意な医療行為や疾患は何ですか?
逆に、苦手なことは何でしょう?
どんな環境で最も力を発揮できますか?

これらの問いへの答えは、ぜひ書き出してみてください。 漠然としていた考えが明確になります。 ご自身に合ったキャリアの方向性が見えてくるはずです。

【徹底比較】専門医取得後の5つのキャリアプランと働き方

自己分析でキャリアの方向性が見えてきたら、次は具体的な働き方を見ていきましょう。 それぞれのメリット・デメリットを比較検討します。

1. 大学病院勤務

《メリット》

最先端の医療: 難症例に触れる機会が多く、専門性をさらに深められます。
研究・教育: 臨床だけでなく、研究や後進の指導に携わることが可能です。
人脈形成: 国内外の著名な医師との貴重な人脈を築けます。
ブランド力: 大学病院の所属は、医師としての信頼性につながりやすいです。

《デメリット》

多忙な勤務: 臨床・研究・教育と業務が多岐にわたり、多忙になりがちです。
給与水準: 市中病院と比較すると、給与は低い傾向にあります。
医局人事: 人事異動は医局主導が多く、自身の希望が通りにくい場合があります。
QOLの確保: 研究や論文に追われ、プライベートな時間を確保しにくいことも。

2. 民間病院勤務(市中病院、総合病院など)

《メリット》

多様な症例: 地域の中核病院として、幅広い症例を経験できます。
安定した収入: 大学病院に比べ、給与水準は高い傾向にあります。
安定したQOL: 勤務体制が整っており、ワークライフバランスを保ちやすいです。
地域医療への貢献: 地域の健康を支える、大きなやりがいを感じられます。
キャリアアップ: 医長や部長などの役職を目指せるチャンスがあります。

《デメリット》

専門性の深化: 最先端の研究や高度医療に特化するのは難しい場合があります。
教育機会: 学生や若手医師の教育に携わる機会は少ないかもしれません。
病院による差: 病院の規模や方針で、働き方や待遇が大きく異なります。

3. 開業医

《メリット》

理想の医療の実現: 診療方針や設備など、全てを自分の裁量で決められます。
収入の拡大: 経営が軌道に乗れば、勤務医時代より高収入を得られる可能性があります。
経営者としてのやりがい: 医療だけでなく、経営の手腕も発揮できます。
地域貢献: 地域に密着し、住民の健康を長期的にサポートできます。

《デメリット》

経営リスク: 患者数や人件費など、経営がうまくいかないリスクを伴います。
多大な初期投資: 開業には多額の資金と、金融機関からの融資が必要です。
業務の負担: 臨床に加え、経営・労務・経理など全ての業務を担います。
休みが取りにくい: 院長として、自分の都合で自由に休むのは難しいです。

4. フリーランス(非常勤医、健診医など)

《メリット》

自由な働き方: 勤務日時を自分で調整しやすく、複数の医療機関で働けます。
高時給・高日給: 比較的高い報酬で、効率的に収入を得ることが可能です。
多様な経験: 様々な医療現場で働くことで、幅広い経験を積めます。
プライベートの充実: QOLを重視したい方には魅力的な働き方です。

《デメリット》

雇用の不安定さ: 正社員ではないため、収入が不安定になるリスクがあります。
福利厚生の不足: 有給休暇や社会保険などは、自分で手配する必要があります。
キャリア形成の難しさ: 長期的なキャリアパスを描きにくい側面があります。
事務処理の負担: 確定申告などの事務処理は、自分で行う必要があります。

5. 臨床以外の仕事(産業医、製薬会社など)

《メリット》

QOLの向上: 緊急対応などが少なく、ワークライフバランスを保ちやすいです。
新たなスキルの習得: 医療知識を活かし、ビジネスなど異なるスキルを学べます。
多様なキャリアパス: 医師として医療業界全体に貢献できる可能性があります。

《デメリット》

臨床スキルの維持: 臨床から離れるため、医療技術の維持が難しくなります。
収入の変化: 職種によって、収入が大きく変動する可能性があります。
情報収集の難しさ: キャリアパスの情報が少なく、イメージが湧きにくいです。
転職の難易度: 募集人数が少なく、狭き門となることがあります。

まとめ:キャリアプランに迷ったらいつでもご相談を

専門医を取得した先生方には、本当に多くの道が用意されています。

大切なのは、周りに流されないことです。 ご自身の「どんな医師になりたいか」をしっかり自己分析しましょう。 その上で、各選択肢のメリット・デメリットを比較してください。 ご自身の価値観に合った道を選ぶことが重要です。

もし、一人で考えるのが難しいと感じたら。 いつでも「医師のキャリア相談所」にご相談ください。

元医師専門の紹介会社出身のキャリアコンサルタントとして、先生方の悩みに寄り添います。 そして、最適なキャリアプランを一緒に考えていきます。 焦らず、じっくりと、ご自身の未来をデザインしていきましょう!

batao(ばたお)
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