こんにちは。「医師のキャリア相談所」のbatao(ばたお)です。
今日は当直オンコールなしでの働き方についてです。
私が転職のご相談をお受けしている中で「当直オンコールなし」勤務のご希望をお持ちの先生も非常に多かったです。家庭との時間を大切にしたい、不規則な夜勤生活が体に合わないなど、理由はさまざまです。
この記事では、当直オンコール無しでの働き方、求人を探すときのポイントについて解説します。
当直・オンコールなしの働き方が増えている背景
近年、医師の働き方改革やワークライフバランスを重視する傾向が高まり、当直やオンコールがない求人が増えつつあります。これは、医師のQOL(Quality of Life)向上だけでなく、医療機関側も医師の定着率向上や多様な働き方を推進する目的があるためです。特に、以下のようなケースで当直・オンコールなしの働き方が注目されています。
子育てや介護との両立
家庭の時間を確保し、育児や介護に積極的に関わりたい医師にとって、当直・オンコールなしの勤務は大きなメリットとなります。
健康維持
不規則な勤務による体調不良や疲労蓄積を避けたい医師にとって、安定した生活リズムは重要です。
プライベートの充実
趣味や自己研鑽の時間を確保し、仕事以外の生活も充実させたいというニーズが高まっています。
女性医師の増加
出産や育児を機に働き方を見直す女性医師が増え、当直・オンコールなしの求人の需要も高まっています。
当直・オンコールなしの求人の探し方と注意点
当直・オンコールなしの求人を探す際には、いくつかのポイントと注意点があります。表面的な情報だけでなく、その実態を見極めることが重要です。
探し方のポイント
専門の紹介会社を活用する
私が勤務しているような医師専門の紹介会社では、一般には公開されていない非公開求人の中に当直・オンコールなしの案件が多くあります。また、医療機関の内部情報に詳しく、募集背景や実際の勤務状況について具体的な情報を得ることができます。
クリニック・健診センター
病院に比べて、クリニックや健診センターは当直・オンコールがない場合が大半です。専門外来や内科クリニック、健康診断専門施設などが該当します。病院以外の選択肢も視野に入ってきます。
産業医・企業勤務
産業医や企業内の医務室勤務も、基本的に当直・オンコールはありません。規則的な勤務時間で、医師免許を活かしつつも臨床とは異なる経験を積むことができます。
科目による傾向
精神科や美容皮膚科、健診部門など、一部の診療科では当直・オンコールがない働き方が比較的多い傾向にあります。
注意点
「当直なし」の定義を確認する
求人票に「当直なし」とあっても、オンコールや自宅待機がある場合があります。特に、オンコールの定義は医療機関によって大きく異なります。緊急時に「出勤して対応する必要がある」のか、それとも「電話での指示やアドバイスのみで完結する」のかを、必ず事前に確認しましょう。オンコールの頻度や対応範囲、手当の有無なども含め、詳細な実態を把握することが重要です。
給与水準の変化
当直・オンコール手当がない分、全体的な給与水準が下がる可能性があります。希望する年収と提示される給与のバランスを事前に確認することが重要です。
業務内容の変化と周囲への配慮
当直・オンコールがなくなることで、日中の業務負担が増える可能性も考慮しましょう。また、急変対応の機会が減ることで、臨床スキル維持への影響がないかも検討が必要です。 特に、当直・オンコールがないということは、先生が不在の間、他の先生が患者さんを診ることになります。そのため、先生の不在時に当直の先生が対応に困らないよう、患者さんの情報共有や引き継ぎはしっかりと行いましょう。互いに気持ちよく働くためには、「持ちつ持たれつ」の気持ちを忘れず、周囲への配慮を心がけることが大切です。
勤務体制の実態
「当直なし」と謳っていても、実際は他の医師の休暇時などに臨時で当直を頼まれるケースもゼロではありません。紹介会社を通して、実際の勤務状況や慣習について詳しく確認することをおすすめします。
当直・オンコールなしの働き方を成功させるために
当直・オンコールなしの働き方を成功させるためには、自身のキャリアプランとライフスタイルを明確にすることが最も重要です。
なぜ当直・オンコールをなくしたいのかを明確にする
「家庭の時間を大切にしたい」「体調を整えたい」「新しいことに挑戦したい」など、具体的な理由を整理しましょう。これによって、どのような働き方が理想なのかが見えてきます。
希望条件に優先順位をつける
給与、勤務時間、専門分野、立地など、複数の条件がある中で、何が最も譲れないポイントなのかを明確にすることで、求人選びの軸が定まります。
念入りな情報収集
インターネット上の情報だけでなく、医師専門の紹介会社や、実際に当直・オンコールなしで働いている医師の経験談を聞くなど、多角的に情報収集を行いましょう。
まとめ:あなたの理想の働き方を実現するために
当直・オンコールなしの働き方は、医師のQOL向上に大きく寄与します。しかし、単に「当直なし」の求人を探すだけでなく、その内容を深く理解し、自身のライフスタイルやキャリアプランに合致するかを見極めることが成功の鍵となります。
「医師のキャリア相談所」では、元医師専門の紹介会社出身のキャリアコンサルタントとして、皆さんの理想の働き方実現を全力でサポートします。当直やオンコールに悩んでいる先生は、ぜひ一度ご相談ください。
batao(ばたお)
››note投稿始めました
››X(Twitter)はこちら