こんにちは、「医師のキャリア相談所」のbatao(ばたお)です。
転職を考え始めた時、多くの先生方がまず思い浮かべるのが「転職サイトへの登録」ではないでしょうか。
しかし、同時に「登録したらどんな流れになるの?」「しつこい連絡が来たら嫌だな…」といった不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
実際に、皆さんからよく聞かれるのが「登録後の具体的な流れが分からない」という声です。
そこで、今回は紹介会社で勤務していた私の目線から、先生方が安心して転職活動を進められるように、転職サイトに登録してから新しい職場に入職するまでの流れを解説していきます。
この記事を読めば、転職活動の全体像が明確になり、自信を持って次の一歩を踏み出せるはずです。
あわせて読みたい
そもそも「どの転職サイトに登録すればいいか分からない…」という先生は、まずはこちらの記事で自分に合った紹介会社の選び方を確認してみてください。
【医師向け】失敗しない!「あなたにぴったりの人材紹介会社」を見つける5つのポイント
転職サイト登録~求人紹介までの流れ
まずは、転職サイトに登録してから、あなたの希望に合った求人を紹介してもらうまでの流れです。
ここでの担当者とのコミュニケーションが、後の転職活動をスムーズに進めるための重要な土台となります。
ステップ1:登録完了後、担当者から連絡が来る
転職サイトに必要事項を入力して登録が完了すると、早ければ当日、遅くとも1〜3営業日以内に担当者から電話かメールで連絡が来ます。
「本当に連絡が来るのかな?」と不安になる必要はありません。
これは、転職サイト側があなたの情報を確認し、どのようなサポートを提供できるかを見極めるための最初のステップです。
もし連絡がない場合は、登録情報の間違いなども考えられるため、一度問い合わせてみると良いでしょう。
ステップ2:あなたの希望をじっくりヒアリング
担当者からの連絡後、いよいよ本格的なヒアリングが始まります。
これは、医師の皆さんにとっての「事前問診」のようなものだとイメージしてください。
担当者は、あなたの転職理由や希望条件を細かく聞き出します。
具体的には、以下のような内容です。
- 転職を考えた理由
- 転職希望時期
- 希望の勤務地、診療科、業務内容
- 年収や待遇の希望
- 働き方の希望(常勤・非常勤、当直の有無など)
- 現在の職場の状況
- これまでのご経歴(専門医資格など)
- 今後のキャリアプラン
このヒアリングは、最適な求人を見つけるために非常に重要です。
あなたの本音や優先順位をしっかり伝えることで、ミスマッチの少ない求人紹介につながります。
事前に簡単な希望条件だけでもまとめておくとスムーズです。
とは言え、忙しい毎日の中で
「自分の本音や優先順位が何なのか、よく分からなくなってしまった…」
と感じる先生もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、後悔しない転職を実現するための自己分析の具体的な進め方をこちらの記事で解説していますので、ぜひ一度ご自身のキャリアと向き合う時間を作ってみてください。
▶︎ もっと深く知りたい方へ(note):エージェントが面談で「この先生の転職は長引きそう…」と感じる本音とは?
ステップ3:会社によっては面談を依頼されることも(まるで診察!)
ヒアリングが電話やメールで済むことも多いですが、会社によっては対面やオンラインでの「面談」を依頼されることがあります。
これは、まさに医師の皆さんにとっての「診察」だと考えてください。
面談では、あなたのキャリアや希望をさらに深掘りし、求人情報の詳細な説明や面接のアドバイスなどを行います。
特に「転職しようか悩んでいる」「キャリアの方向性を相談したい」といった先生には、面談でじっくり話すことをおすすめします。
また、この先面接に進む際、担当者が同席してくれることもあります。
事前に顔を合わせ信頼関係を築いておくことで、面接当日のフォローもより手厚いものになります。
ステップ4:希望に合った求人の紹介スタート!
ヒアリングや面談を通して担当者があなたの希望を深く理解したら、いよいよ求人紹介が始まります。
多くの場合、メールや電話であなたの希望に合った求人情報が届きます。
この段階では、
- あなたの希望条件に合致する求人
- 担当者が「先生に合う」と判断した求人
- キャリアプランに役立つ可能性がある求人
など、様々な角度からピックアップされた情報が届くでしょう。
担当者から、希望と違う求人ばかり紹介されることもあるかもしれません。
その場合は、再度ご自身の具体的な希望を伝え直すなど、積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。
▶︎ あわせて読みたい(note):その求人、大丈夫?元エージェントが教える「あぶない求人票」の見極め方
求人応募~入職までの流れ
気になる求人が見つかったら、いよいよ転職活動は本格的なフェーズに入ります。
ここからは、担当者があなたの代理人となり、様々な調整を行ってくれます。
ステップ5:求人応募と面接の日程調整
気になる求人が見つかったら、担当者に応募の意思を伝えます。
応募に必要な履歴書や職務経歴書は、担当者が書き方のアドバイスや添削をしてくれるので安心です。
書類選考が通ると、次に面接に進みます。紹介会社の担当者が、あなたと医療機関の双方の都合を考慮して、面接の日程を調整してくれます。
個別の事情も、担当者を通じて伝えられるので、多忙な先生方も効率的に活動を進められます。
ステップ6:万全のサポート体制で行う面接対策と本番
面接は、あなた自身をアピールする重要な場です。担当者は、面接に向けてもしっかりとサポートしてくれます。
- 病院の理念や特徴、募集背景
- 面接官のタイプやよく聞かれる質問傾向
- 個人では得られない貴重な内部情報
これらの情報を提供してくれるだけでなく、希望すれば模擬面接を行ってくれることもあります。
万全のサポートがあるとは言え、面接準備で特に悩むのが「服装」と「転職理由の伝え方」ではないでしょうか。
この2大テーマについては、それぞれ別の記事で深掘りしています。面接に臨む前に、ぜひ一度目を通しておくことをおすすめします。
面接前にチェックしたい記事
【医師の転職】面接の服装マニュアル|スーツ?私服?Web面接は?
医師の転職理由【悩み別】あなたの「モヤモヤ」を言語化するヒント
さらに、面接当日に担当者が同席してくれるケースも多いです。
聞きにくい質問を代わりに聞いてくれたり、あなたの魅力を補足してアピールしてくれたりと、心強い存在になるでしょう。
ステップ7:あなたに代わって行う条件調整・交渉
面接が無事に終わり、内定が出た場合、次に重要なのが「条件調整」です。
医療機関から提示された給与や勤務条件を確認し、希望と異なる点があれば交渉に入ります。
「提示された年収が希望より低い…」「当直回数をもう少し減らせないかな…」
このようなデリケートな交渉も、担当者があなたに代わって行ってくれます。
第三者である担当者が間に入ることで、角を立てることなく、双方が納得できる条件へと着地させることが可能です。
▶︎ 交渉前に読んでおきたい(note):医師の年収は「スキル」だけでは決まらない?給与決定の舞台裏
ステップ8:円満退職から入職までのきめ細やかなフォロー
条件が整い、入職が決定した後もサポートは続きます。
退職交渉のアドバイス
今の職場を円満に退職できるよう、退職の意思の伝え方や引き継ぎに関するアドバイスをします。
入職手続きのサポート
新しい職場への入職に向けた医療機関とのやり取りをサポートします。
入職後のフォロー
新しい環境に慣れるまで、定期的に連絡をくれたり相談に乗ってくれたりする担当者もいます。
特に医局を辞める場合など、退職交渉は転職活動における最後の難関とも言えます。上司に切り出すタイミングや具体的な伝え方、引き止めにあった際の対処法など、トラブルを避けて円満に退職するための詳しいステップは、こちらの記事で解説しています。
▶︎ 医局を辞めるか迷ったら(note):「今の医局、辞めても大丈夫?」判断に迷った時の4つのチェックリスト
まとめ:あなたのキャリアを支える「二人三脚」の転職活動
転職サイトに登録してから入職まで、8つのステップで解説しました。
求人探しから応募、面接対策、条件交渉、そして入職まで、各ステップで専門的なサポートを受けられるのが、紹介会社を利用する最大のメリットです。
転職活動は、時に孤独や不安を感じることもあるかもしれません。
しかし、信頼できる担当者と出会えれば、その道のりは「二人三脚」の心強い旅になります。
一人で抱え込まず、プロの力を借りることで、よりスムーズに、そして納得のいく形で理想のキャリアを実現できる可能性が高まるでしょう。
もし、転職に関する疑問や不安があれば、いつでも「医師のキャリア相談所」にご相談ください。あなたのキャリアをより良いものにするために、一緒に考え、最適な一歩を見つけましょう。
batao(ばたお)
››note投稿始めました
››X(Twitter)はこちら
▶︎ さらに賢く活用するために(note):転職のプロを味方に。紹介会社を「思い通りに動かす」ための完全ガイド